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Open AccessArticle10.5035/nishiseisai.69.166

人工膝関節置換術における簡易ナビゲーションの精度

TL;DRAbstract

【目的】人工膝関節置換術(以下,TKA)における簡易ナビゲーション(以下,簡易ナビ)の精度を調べること.【対象と方法】当院で2018年5月~12月に施行したTKA 25例25膝で,①術後HKAを計測し,180°±3°以内を安全域とした.②術中に簡易ナビ(BrainLAB社Kick Navigation system)で計測した冠状断,矢状断の設置角度と,術後レントゲン写真で計測したインプラント設置角度の差を調べ,2°以上ずれたものをoutlierとした.【結果】①HKAは179.4°±2.4°で,安全域は80%だった.②簡易ナビの測定値と術後設置角度との差(絶対値)は,大腿骨冠状断で1.0±1.0°,矢状断で1.8±1.1°,脛骨冠状断で1.5±1.4°,矢状断で2.3±1.8°であった.outlierの割合は,それぞれ12%,43%,19%,56%だった.【考察】矢状断でoutlierが増えた原因として,ポインティングの不正確性,レントゲン計測による限界などが考えられた.【結語】簡易ナビの冠状断計測値は術中指標として有用であった.

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【目的】人工膝関節置換術(以下,TKA)における簡易ナビゲーション(以下,簡易ナビ)の精度を調べること.【対象と方法】当院で2018年5月~12月に施行したTKA 25例25膝で,①術後HKAを計測し,180°±3°以内を安全域とした.②術中に簡易ナビ(BrainLAB社Kick Navigation system)で計測した冠状断,矢状断の設置角度と,術後レントゲン写真で計測したインプラント設置角度の差を調べ,2°以上ずれたものをoutlierとした.【結果】①HKAは179.4°±2.4°で,安全域は80%だった.②簡易ナビの測定値と術後設置角度との差(絶対値)は,大腿骨冠状断で1.0±1.0°,矢状断で1.8±1.1°,脛骨冠状断で1.5±1.4°,矢状断で2.3±1.8°であった.outlierの割合は,それぞれ12%,43%,19%,56%だった.【考察】矢状断でoutlierが増えた原因として,ポインティングの不正確性,レントゲン計測による限界などが考えられた.【結語】簡易ナビの冠状断計測値は術中指標として有用であった.

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