Reactive Lymphoid Hyperplasia of the Liver Mimicking Liver Metastasis in a Patient with Cecal Cancer
TL;DRAbstract
症例は57歳の女性.右下腹部腫瘤の精査で盲腸癌と診断された.術前の腹部超音波検査で肝S2に径10mmの境界明瞭で内部不均一な低エコー腫瘤を認めた.CT検査では淡い低吸収域として認め,造影効果は認めなかった.MRI検査ではT1強調で低信号,T2強調で軽度高信号を示し,superparamagnetic iron oxide(SPIO)造影後T2強調で明瞭な高信号として描出され,拡散強調画像で拡散の低下を認めた.盲腸癌・転移性肝癌と診断し,回盲部切除術と肝部分切除術を施行した.病理組織学的所見で肝reactive lymphoid hyperplasiaと診断された.術後8年再発なく経過している.肝reactive lymphoid hyperplasiaは良性疾患とされているが,術前検査で悪性腫瘍との鑑別が困難であり,外科的切除が行われることが多い.診断,治療の現状と問題点を考察した.
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症例は57歳の女性.右下腹部腫瘤の精査で盲腸癌と診断された.術前の腹部超音波検査で肝S2に径10mmの境界明瞭で内部不均一な低エコー腫瘤を認めた.CT検査では淡い低吸収域として認め,造影効果は認めなかった.MRI検査ではT1強調で低信号,T2強調で軽度高信号を示し,superparamagnetic iron oxide(SPIO)造影後T2強調で明瞭な高信号として描出され,拡散強調画像で拡散の低下を認めた.盲腸癌・転移性肝癌と診断し,回盲部切除術と肝部分切除術を施行した.病理組織学的所見で肝reactive lymphoid hyperplasiaと診断された.術後8年再発なく経過している.肝reactive lymphoid hyperplasiaは良性疾患とされているが,術前検査で悪性腫瘍との鑑別が困難であり,外科的切除が行われることが多い.診断,治療の現状と問題点を考察した.
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